【Python基礎】Anaconda3系インストール手順(画像付き)

【Python基礎】Anaconda3系インストール手順(画像付き)

Anaconda(アナコンダ)というPythonの統合開発環境をWindows11にインストールして実際にVSCodeエディターで使用するところまでのメモです。

pythonのバージョンは3.9.13でした。

アナコンダは、個人使用では無償ですが、商用利用、その他使用目的によっては有償になりますので、事前に利用規約の確認が必要です。

これから、データ分析や人工知能(AI)・機械学習・画像処理・グラフ描画などを学習してみたいといった場合に重宝するのがAnaconda(アナコンダ)です。

人工知能(AI)・機械学習・ディープラーニングといった分野で注目されているのがPythonです。

Anaconda(アナコンダ)をインストールすることで、それらのPython開発環境を手軽に揃えることができるということです。

もしインストールする機会がありましたら、参考にしていただければと思います。

目次

Anacondaをインストール

早速インストールしていきます。

手順1:インストーラーをダウンロード

Anaconda公式サイト:Anacondaダウンロードページ

Pythonダウンロード公式サイト

Anaconda3系

「Download」ボタンをクリックすると、お使いの端末OSにあったインストーラーがダウンロードされます。

インストーラーダウンロード

Anaconda3-2022.10-Windows-x86_64.exe」という名称の拡張子が「.exe」のファイルがダウンロードされます。Windowsのデフォルト設定のままでしたら、ダウンロードフォルダに保存されています。

手順2:AnacondaをPCにインストール

ダウンロードされたインストーラーを展開

ダウンロードを行った「Anaconda3-2022.10-Windows-x86_64.exe」ファイルをダブルクリックします。

インストーラー起動

「next」ボタンをクリックしてインストールを進めます。

利用規約の確認

利用規約になりますので必要に応じて翻訳して読み進めます。

「Agree」をクリックして進めます。

ユーザの利用範囲を設定

「Just Me」もしくは「All Users」のどちらかを選択します。
※あなただけが使用するのか、それともWindowsに設定されているユーザすべてが使用するのか?の設定です。

「next」ボタンをクリックしてインストールを進めます。

インストール先の設定

インストールパスを必要に応じて変更も可能ですが、不具合の原因になることもありますので可能ならそのままにしておきましょう。

「next」ボタンをクリックしてインストールを進めます。

環境設定

「Add Anaconda3 my PATH enviroment Variable(Anaconda3 に PATH 環境変数を追加します)」は必要に応じてチェックを入れます。ここでは、デフォルトのままチェックを入れないで進めます。

「Register Anaconda3 as my default Python 3.9(Anaconda3 をデフォルトの Python 3.9 として登録する)」もデフォルトのままチェックしておきます。

「install」ボタンをクリックしてインストールを進めます。

インストール実行

プログレスバー(緑のバー)が進捗状況になります。「next」ボタンが有効になるまで待ちます。

「next」ボタンをクリックして進めます。

案内

「next」ボタンをクリックして進めます。

Anaconda3インストール完了

「Anaconda Distribution Tutorial」、「Getting Started with Anaconda」どちらも不要と思われますのでチェックを外して問題ありません。

これで、PCへのAnacondaインストールは完了です。

「finish」ボタンをクリックして画面を閉じます。

Anacondaを動かしてみよう

Windowsのスタートボタンから「Anaconda3(64-bit) -> Anaconda Navigator」を選択します。

Anacondaナビゲータ画面が開きました。

Pythonと連携できるアプリが各タイルで並んだ統合開発環境です。

Power Shellでpythonの動作確認

Power Shellを起動

Power Shellタイル内にある「Launch」ボタンをクリックします。

Power Shellが起動

問題なく起動しました。

対話モードでpythonを実行

対話モード、専門的な言い方でいうと「コマンドライン実行」です。

下記をコピーして、コマンドラインで実行します。

「>>>」が表示されたら対話モードです。

10+20
を入力します。
計算結果が正しく表示されました。

つづいて、

print(“Hello World”)
と入力します。

それぞれ正しく表示されていることが確認できたら、「exit()」と入力して、対話モードを終了します。

これで、コマンドプロンプトでの確認は終了になります。

コマンドプロンプト右上の「×」をクリックして終了するか、もしくは「exit」と入力して終了ください。

VSCodeエディターでpythonの動作確認

つづいて、VSCodeエディターでpythonの動作を確認しておきます。

VSCodeエディターを起動

VSCodeタイル内にある「Launch」ボタンをクリックします。

VSCodeエディターが起動

問題なく起動しました。

python環境で使用する拡張機能

Pythonの開発用に最低限必要と思われる拡張機能を下記に挙げておきました。
参考にしていただければ幸いです。

Python Python

VSCodeでPythonを使えるようにする拡張機能。必ず必要

Python Indent Python Indent

Python用にインデントを精度よく綺麗に挿入してくれる拡張機能。

Visual Studio IntelliCode Visual Studio IntelliCode

コード入力をサポートしてくれる拡張機能。

Python Docstring Generator Python Docstring Generator

コメントのフォーマットを自動作成してくれる拡張機能。

Japanese Language Japanese Language Pack for Visual Studio Code

VSCodeエディターを日本語化するための拡張機能。これは、PythonだけでなくVSCodeの定番です。

VSCodeで実際にコードを書く

VSCodeでご自身の作業環境を開きます。

ここでは、「PyProjects」をPythonの作業環境としています。

簡単なコードを作成

「PyProjects」の中に「test01」フォルダを作成して、「initialPythonStudy.py」というファイルを作成しています。

拡張子が「.py」をVSCode側でpythonと認識します。

下記のコードを「initialPythonStudy.py」にコピーして貼り付けます。

コードを実行してみましょう

右上の「▷」マーククリックでプログラムが実行します。

下半分のターミナル領域に結果が出力されます。

正常に表示されました。

VSCodeでPythonが動作できることを確認できました。おつかれさまでした。

おすすめ書籍

ネット上で評価のよかったPythonの書籍を下記に載せておきました。

参考まで。

スッキリわかるPython入門 (スッキリわかる入門シリーズ)

国本大悟 (著), 須藤秋良 (著), 株式会社フレアリンク (監修)

まとめ

今回は、Pythonの統合開発環境であるAnacondaをWindows11にインストールしてVSCodeが動くまでの流れを解説しました。

Pythonプログラムは初心者であっても扱いやすい言語と言われていることもありますので、基礎を習得して、その次の人工知能(AI)・機械学習などの分野ににも挑戦したいですね(^^)。

私も、引き続き勉強して行きます。

最後までご覧いただきましてありがとうございました(^^)/


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