新型コロナワクチン接種と副反応の状況
新型コロナワクチン4回接種を完了しました。「髪の毛が、ばっさり抜ける」、「腕に痛みとしびれが続く」、「倦怠感がずっとある」など、ワクチンを打[...]
SDGsのロゴの使用方法について解説しています。
このロゴマーク、使用にはルールが存在します。許可申請が必要なケースもあります。
安易に使用して、トラブルにならないように、まずは正しい使用方法を見ていきます。
ここ最近、「SDGsのロゴやバッチ」を目にすることが増えてきたように思いませんか?
店員さんや会社員が襟元につけていたり、政治家や芸能人などがつけていたり、アイテムの1つになってきている気がします。
17色に彩られた円形のバッジです。
企業としても、SDGsへの取り組みでクリーンなイメージをアピールできたり、そこを起点に興味を持たれたりというプラスの作用があります。
世間の流れに乗って、自分たちの会社でも取り入れようと思うケースも出てくると思います。
自社のパンフレットや提供するグッツにSDGsのロゴを入れようかな?個人で運営するWebサイトにSDGsのロゴを入れようかな?などです。
ただ、このロゴマーク、個人、法人問わず使い方を間違えば、ペナルティになる場合も含んでしますので、国連本部のページを参考に正しい使用方法を見ていきます。
私のお勉強として記事にしましたので、参考にしていただけると幸いです。
2014年に国連からの依頼によりスウェーデン出身のクリエイティブ・ディレクターのヤーコブ・トロールベック氏によって作成されました。
彼は、「すべての目標が一つになり、統合されている印象を与えられる、太陽のような形状のものにしたかった」と説明しています。
シンプルなロゴ、言葉から行動につなげるにはどうすればいいのかという作者のSDGsへの想いが伝わってくる気がします。
<参考:SB.com「SDGsのロゴをどうデザインしたか――開発者が秘話を明かす 」(2022.12.24)>
17色のカラーホイールのマークは馴染み深いと思います。
一目でSDGsを認識できますよね。
SDGsのロゴやアイコンは複数の種類がありますので、一部を見ていこうと思います。
ページを開くと下記がそれぞれダウンロード可能です
・SDGsポスター(17のアイコン 日本語版)
・SDGsロゴ(縦・横)
・SDGsロゴ白黒(縦・横)
・17の目標のアイコンを個別に(日本語版)
・17の目標のアイコン(カラー反転)を個別に(日本語版)
・17の目標のアイコン(白黒)を個別に(日本語版)
・ロゴ使用のためのガイドライン(日本語訳)
・SDGsロゴ(縦・横)
↑画像をクリック(タップ)すると拡大します
・SDGsポスター(17のアイコン 日本語版)
・17の目標のアイコンを個別に(日本語版)
このページのはじめでも軽く触れましたがSDGsのロゴの使用は、許可が必要な場合と不必要な場合があります。
もちろんですよね。
自分の会社や自身の行動があたかも国連と連携してるように見えてしまっっては、顧客に勘違いをさせてしまったり、事実と異なる状況が発生したりする可能性がありますからね。
ということもあり、許可が必要な場合とそうでない場合が明確に提示されていますので確認しておきます。
許可が必要とされるのは、「資金調達目的」と「商業用途」の2つです。
反対に許可が不要となるのは、「情報目的」ということです。
資金調達目的
資金調達目的での使用とは、SDGsを支援する活動の費用を賄うための資金の調達を意図する使用を指す。SDGsロゴ・バージョン2、SDGsカラーホイールおよび17のSDGsアイコンは、このような資金調達目的で使用できるが、その際には国連による事前許可と、適切なライセンス契約の締結を必要とする。
商業用途
商業用途での使用とは、SDGsをさらに広めるための営利主体による、または、商業的もしくは販促用商品および/もしくは製品における使用を指し、これは国連による事前許可と、適切なライセンス契約の締結によって認められることがある。
情報目的
情報目的での使用とは、主として例示的かつ非商業的で、資金調達を意図しない使用を指す。SDGsロゴ・バージョン2、SDGsカラーホイールおよび17のSDGsアイコンは、このような情報目的で使用でき、その際には国連による事前許可も、ライセンス契約の締結も必要とされない。
ご自身、もしくは企業が自社のSDGsの取組み事例の紹介等でのロゴ使用では、申請は不要ということです。
ご自身がデザインしたものに、SDGsロゴを使用したいとき、全体的な調和を考えて、SDGsロゴを修正したいと思うことがあると思います。
ただ、SDGsロゴ側で禁止されている内容が存在しますので、こちらも確認しておきます。
下表がガイドラインに記載されている禁止事項です。基本的に、手を加えることは禁止されています。
国連本部のメールアドレス
sdgpermissions@un.org
件名
SDGLOGO/ICON REQUEST
メール本文
1、アイコンやロゴの使用方法や用途を簡潔に記載する。
2、使用用途がSDGsの精神と目的に合致していることを説明する。
3、サステナブルなビジネスの実践と素材について記載する。
4、商品とSDGsの整合性を具体的に記載する。
5、アイコンやロゴの入ったサンプルや試作品の画像を添付する。
メールは英語で作成する必要があります。
申請方法の変更が発生する可能性がありますので、申請を行う際は最新のガイドラインをご確認ください。
今回は、SDGsロゴについての使用方法について掲載させていただきましたが、申請が必要なケースや使用にあたっての細かなルールが設けられていることに驚いたと思います。
当サイトで取り上げる、個人でSDGsに貢献する人には、ロゴを使用して、何かをアピールしたり、商用で利用することはないと思いますが、場合によってはあなたも仕事でSDGsの担当になることがあるかも知れませんので、その時はガイドラインに沿った対応があるということを知っているだけでスムーズに取り掛かれると思います。
また、使用ルールには、変更が加えられる可能性がありますので、使用を検討するときには、必ず最新の情報を確認するようにしましょう。
最後までご覧いただきましてありがとうございました(^^)/