ラーニングピラミッドに沿ったサラリーマンのスキルアップ・勉強法!

ラーニングピラミッドに沿ったサラリーマンのスキルアップ・勉強法!

アクティブラーニングを取り入れた、ラーニングピラミット!
仕事も勉強時間にしてスキルアップしよう!というお話です。(^^)v

スキルアップしたいと思って、本を買ってきた!・・・までは良いけど、なかなか覚えられない!仕事に活かせない!

それどころか、1度覚えたはずの内容、いざ実践しようと思ったら、どうやったっけ?もう1回、調べ直し!

そんな経験ないですか??

私、まさに、これでした(^^;)

私と同じように、スキルアップしたいけど、思うように、事が進まない!何かいい方法ないかな?とお探しの場合、今回の記事、参考になると思いますので、お付き合いいただけたら幸いです。

私自身、今現在うまく行ってる方法です。

目次

概要

仕事でのスキルアップ!何か、良い方法がないかな~と、調べてたら、アクティブラーニングたるものが良いらしいよ!という情報に出会いました。

そこで、
一緒に仕事をしてるメンバーと試してみたところ、良い感じで実践、成長できたので、シェアしようと思った次第です。

私がIT関連の仕事をしてることもあって、ややコンピュータ屋、クリエイターよりで話を進めていますけど、ご自身の仕事に当てはめて、置き換えてくださいね。

この方法、自分も楽できて、仕事仲間も成長できて、メンバー間のコミュニケーションも増えて、雰囲気も良くなる!おすすめします。

是非、👇動画も見てみてね🫣

動画で観る

アクティブラーニングとは

文部科学省が、ここ数年、積極的に推進してる学習法です。

アクティブラーニング概要画像

<出典:文部科学省「 アクティブ・ラーニングに関する議論」(2023.08.26)

要約すると、
教育の現場、今では小中高、大学で推奨されてます。
教員の一方的な講義形式の授業ではなくて、生徒、学習者が能動的に参加する形を取り入れた授業、教育法の総称というものです。

能動的、自分から他へ、はたらきかける形です。

さらに言えば、
今までの教育が、教員の言うこと、教科書通りの答えしか持たない人間の育成だったのに対して、
自分で課題を発見して解決できる人間を育成する形にシフトチェンジして行ってるというです。

今まで、課題も教員が教えてくれて、解決方法までも、ご丁寧に教えてくれていた教育でした。
学生時代、思い出してください。
これでは、昨今のグローバル化になった社会には合わない、乗り越えられない!ということが背景にあるようです。

その他にも、少子高齢化、人口減少などの社会問題も絡んでいるようです。

ラーニングピラミッド

こちらの図、分かりやすいと思います。

今回の主役になるのですが、
ラーニングピラミッドと言われるものです。
アメリカ国立訓練研究所から出されたものになります。

学習した内容を、効率よく脳に定着させる学習モデルです。

ここ、受動的が今までの学習現場、で、能動的がこれからの学習法として追加され推進されている部分です。
この能動的が、アクティブラーニングと言われるものです。

ラーニングピラミッド画像

講義を受ける
授業を受ける。何の予習もせず授業を受けただけなら、5%しか頭に残らない
読書をする
参考書を読んだとしても10%しか頭に残らない
視聴覚
DVDを視聴するなどです。20%しか頭に残らない
デモや実演を見る
先生もしくは講師が実際に行っているところを目の前で見る。30%しか頭に残らない
グループ討論
ディスカッションや意見交換を行うことで、定着率50%
自ら体験する
ご自身で実践する。75%
他の人に教える
自分でできるようになったら 他の人に教える、レクチャーする。定着率90%

ラーニングピラミッドで得られる効果

今までの受動的(インプット)に加えて、アウトプット(アクティブラーニング)を含めて、1サイクルとすることで、しっかり記憶に定着するということです。

自身のスキルアップはもちろんのこと、一緒に仕事をしているメンバーの知識も増して、プロジェクトメンバー、引いては会社全体のレベルの底上げにつながる。

ラーニングピラミッドを仕事に取り入れる方法

あくまでも一例です。ご自身の会社、立ち位置、役割によって、見直してください。

インプット

20代のころに、先輩社員に言われたことが、参考書、量が多すぎて暗記なんかできるわけがないんで、流し読みで、大枠の理解で良い。
ただ、どこに、何が書いてあるかは、理解して、悩んだ時にさっと、見返せるようにはしときや。でした。

ラーニングピラミッドと照らし合わせたら、腑に落ちますね。

参考書をしこたま、読み込んだとしても、インプットだけなら、脳への定着率は30%までです。

この30%、どこに何が書かれているか、どのカテゴリに属するかを覚えた方が、賢いですよね。社会人の場合、テスト用じゃないですからね。

ということで、インプットは空き時間で行いましょう。何もなかったら、アウトプットできないですからね。

軽くの練習問題は、良いと思いますけど、できるようになるまで練習というのは、おすすめしません。

練習は練習でしかないですからね。真剣さが違います。

※私の場合、基礎の部分だけ勉強したら練習なしに、いきなり本番に行きたい方です(笑)。有識者がサポートについたら、失敗はないですからね。。

アウトプット

会社、仕事をアウトプットの場所に使って、脳への定着率を上げて行きましょう。

案件をお願いされた時に自分が学習した内容を盛り込んで、同じ部署、チームメンバーと話し合ってみる。グループ討論ですよね。定着率50%!

案件の内容をしっかり理解して、方向性が決まったら、次は、自分で作業を行なう、定着率75%!

次回同じ内容の依頼が来た場合は、自分が、先生役になって、他のメンバーに教える。定着率90%!

これって、自分が所属する部署であったり、メンバーが成長して行く。属人化もなくなり、誰かが、休んだとしても、誰かが対応できる。仕事の偏りもなくなって、1人1人の余裕につながると思わないですか?

自分自身の成長はもちろんのこと、会社全体としての成長にもつながる仕事の進め方と思っています。

私が取り入れたい理由

一緒に仕事をしているメンバー間で仕事の偏りが無くなる!これが1番の理由です。

どうしても、技術のあるメンバー、スピードの速いメンバーに仕事を頼みがちです。お願いする側としたら、そう思わないですか?

メンバーすべてが同じだけの知識を持ち合わせていたら、仮に仕事が遅いメンバーに頼んだとしても、納期を考えて、別のメンバーがサポートできます。

知識があるので、事細かく説明することなく、すぐにサポートに回れます。

1人の知識なんて、たかが知れてます。せっかく複数人で仕事をするなら、全員の知識を共有し合って、学び合ってみんなで成長して行く方が効率的ですよね。

それに先輩社員だけが、都度、レクチャーしていたんでは大変です。その負担もなくなります。いい意味でラクできるってことです。

まとめ

今回、お忙しいサラリーマンが、仕事時間も活用して、スキルアップする方法を解説しました。

動画内では、もう少し踏み込んだ形でお話しさせていただいていますので、合わせてご覧いただけたら幸いです。

昔と今とでは、業務の流れ、情報の質も変わって、より良い学習法も研究されています。

ここでお話しした、ラーニングピラミッド、アクティブラーニングを取り入れた、業務フローを実践することで、自分自身も成長して、仲間、会社も、共に成長して行くと、私は感じています。

参考までに・・・。

最後までご覧いただきましてありがとうございました(^^)/


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